Popular The Best Disk 3
ポピュラー・ザ・ベスト・ディスクとして特に音質・演奏共に定評のあるレコードを掲載しています。
復刻されているレコードは、元々演奏・録音共に良いために望まれて復刻されていますが、その中からレコードを実際にご購入頂きましたお客様や店主の感想をまとめてここにピックアップしました。
これらをお探しの方の参考になれば幸いです。(順不動)
★★★★★ = 高音質盤の中でも最も良い音です。 ★★★★ = 最上級の音質です。
Hotel California ULTRADISC 1-STEP 45rpm BOX
・オリジナル:Asylum Record
・制作:Mobile Fidelity
・録音:1976年3月 〜 10月
・規格:UltraDisc One-Step 45rpm 2LP
・音質:★★★★★
ホテル・カルフォルニア 45rpm 2LP BOX
<演奏>
イーグルス
グレン・フライ(g,key,vo)/ドン・ヘンリー(ds.sym,vo)
ランディ・マイズナー (b,vo)ドン・フェルダー(g,vo) 他
<曲目>
Side A | |
1、ホテル・カリフォルニア | |
2、ニュー・キッド・イン・タウン | |
Side B | |
3、駆け足の人生 | |
4、時は流れて | |
Side C | |
5、時は流れて(リプライズ) | |
6、暗黙の日々 | |
7、お前を夢みて | |
Side D | |
8、素晴らしい愛をもう一度 | |
9、ラスト・リゾート |
♪ 1976年当時3,000万枚を売上げ、RIAAが史上3番目に売れたレコードが、Mobile FidelityのUltraDisc One-Step 180g 45rpm 2LP BOXの特別な『ホテル・カルフォルニア』として全世界で17,500枚が販売されました。
アルバムに収められた曲には、過剰、移動、安定、幻想、名声、破壊、理想主義など、多くの共通のテーマを中心に展開していますが、アメリカ史の重要な分岐点とも言えるアメリカ建国200年、ベトナム戦争、エネルギー危機、政府腐敗などエスカレートする論争の中で、イーグルスがこのような文化的、社会的、経済的な問題を、まとまりのある堂々とアルバムとしてまとめあげたことは驚異的な偉業です。やはり名盤中の名盤です。
But Beautiful - Standards
・オリジナル:Gray Cat Records
・制作:Gray Cat Records
・録音:2000年
・規格:33rpm 180g Stereo 2LP
・音質:★★★★★
バット・ビューティフル - スタンダード 33rpm 2LP
<演奏>
ボズ・スキャッグス(vo)
ポール・ネイジェル(p)/エリック・クリスタル(sx)/ジョン・シフレット(b)
ジェイソン・ルイス (ds)
<曲目>
Side A | |
1、ホワッツ・ニュー | |
2、ネバー・レット・ミー・ゴー | |
3、ハウ・ロング・ハズ・ディス・ビーン・ゴーイング・オン? | |
Side B | |
4、ソフィスティケイテッド・レディ | |
5、バット・ビューティフル | |
6、魅せられて | |
Side C | |
7、イージーリビング | |
8、アイ・シュッド・ケア | |
Side D | |
9、あなたは恋を知らない | |
10、2人の誓い |
♪ 2003年にCDで発売され、翌年の2004年にはビルボードのトップ・ジャズ・アルバムチャートで 1位で獲得しました。
ジャズの名曲を妙な力を入れず、さらりと歌うボズは流石と言わざるを得ないほど堂に入っています。
また、バック務める4人が本当に上手い演奏を聴かせてくれます。
発売当時録音の良さも話題となったアルバムで、20年振りに再プレスされましたが、音質は今でも十分通用する大変良いものです。
※大変残念ですが、盤質が良くありません。
内容・音質は間違いなく良いのですが、先日お送りしたお客様の盤には盤が知っていて波打ちがありました。
このため申し訳ありませんが、必ず検盤を行わせて頂きたいと思います。
その上で問題が無いと思われる盤のみお送りさせて頂きます。
ご了承下さい。
I Can Only Be Me
・オリジナル:Blix Street Records
・制作:Blix Street Records
・編曲:クリストファー・ウィリス
:ウィリアム・ロス
・録音:ヴォーカル録音1990年代
・規格:45rpm 180g Stereo 2LP
・音質:★★★★★
私はワタシ 45rpm 2LP
<演奏>
エヴァ・キャシディ(vo)
ロンドン交響楽団
<曲目>
Side A | |
1、ソングバード | |
2、枯葉 | |
3、ピープル・ゲット・レディ | |
Side B | |
4、ワリー・ワリー | |
5、タイム・アフター・タイム | |
Side C | |
6、トール・トゥリーズ・イン・ジョージア | |
7、アイント・ノー・サンシャイン | |
Side D | |
8、あなたは変わった | |
9、私はワタシ |
♪ エヴァ・キャシディが録音したアルバムのボーカル・パートを分離し、クリストファー・ウィリスとエミー賞受賞のウィリアム・ロスが編曲したスコアを彼女のヴォーカルに合わせロンドン交響楽団が演奏した画期的なアルバムです。
ナット・キング・コールとナタリー・コールのデュエットで使われた最新技術がより進化し、ボーカル・パートを丹念にミックスすることで、これまでにない透明感と奥行きを実現しています。
その結果、実際に大ホールでロンドン交響楽団をバックにエヴァ・キャシディが歌っているような自然で、ホールトーン豊かな雰囲気がありオーディオ的にも素晴らしいアルバムに仕上がっています。
実際に聴いてみると確かに見事です。
ロンドン交響楽団の演奏と、既に録音されたヴォーカルが見事に一体化していてオペラの素晴らしいアリアを聴いているようです。
Here It Is:A Tribute to Leonard Cohen
・オリジナル:Blue Note
・制作:Blue Note
・録音:2021年
・プレス:Optimal
・規格:33rpm 180g Stereo 2LP
・音質:★★★★
ア・トリビュート・トゥ・レナード・コーエン 33rpm 2LP
<演奏>
ビル・フリゼール(g)/イマニュエル・ウィルキンス(sax)
ケヴィン・ヘイズ(p)/スコット・コリー(b)/ネイト・スミス(dr)
<曲目・演奏>
Side A | |
1、スティール・ユア・ウェイ | :ノラ・ジョーンズ |
2、ヒア・イット・イズ | :ピーター・ガブリエル |
3、スザンヌ | :グレゴリー・ポーター |
Side B | |
4、ハレルヤ |
:サラ・マクラクラン |
5、アヴァランチ | :イマニュエル・ウィルキンス |
6、ザッツ・ノー・ウェイ・トゥ・セイ・グッバイ | :ルチアナ・ソウザ |
Side C | |
7、カミング・バック・トゥ・ユー | :ジェームス・テイラー |
8、ユー・ウォント・イット・ダーカー | :イギー・ポップ |
9、イフ・イット・ビー・ユア・ウィル | :メイヴィス・ステイプルズ |
Side D | |
10、シームズ・ソー・ロング・アゴー・ナンシー | :デヴィッド・グレイ |
11、フェイマス・ブルー・レインコート | :ナサニエル・ラテリフ |
12、電線の鳥 | :ビル・フリゼール |
♪ 『ハレルヤ』『フェイマス・ブルー・レインコート』『スザンヌ』『電線の鳥』など数々のスタンダードと言われる作品を作ったレナード・コーエンへのトリビュート・アルバムです。
ノラ・ジョーンズ、ジェイムス・テイラー、ピーター・ガブリエル、グレゴリー・ポーター、サラ・マクラクラン、メイヴィス・ステイプル、イギー・ポップなど超豪華なメンバーが参加しています。
レナード・コーエンへのトリビュート・アルバムは何枚も出ていますが、このアルバムは特別です。
ヴォーカルのみならずサックスとギターの演奏も加わりコーエンの多彩な魅力を放っています。
個人的にはサラ・マクラクランの『ハレルヤ』が耳から離れてくれません。
特別な高音質盤ではありませんが、1面に3曲のゆったりしたカッティングで余裕を持って再生出来ます。
Nightbard
・オリジナルレーベル:Blix Street Records
・制作:Blix Street Records
・録音:1996年1月3日 ブルース・アレー
・規格:33rpm 180g Stereo 4LP
・音質:★★★★
ナイトバード 33rpm 4LP
<演奏>
エヴァ・キャシディ(vo,g)
レニー・ウィリアムス(p)/ヒルトン・フェルトン(org)
キース・グライムス(g)/クリス・ビオンド(b)/レイス・マクラウド(ds)
<曲目>
Side A | |
1、ブルー・スカイ | |
2、アイント・ドイン・トゥ・バッド | |
3、エイント・ノー・サンシャイン | |
4、もしも金の糸があったなら | |
Side B | |
5、ベイビー・アイ・ラヴ・ユー | |
6、ハニーサックル・ローズ | |
7、ルート66 | |
8、明日に架ける橋 | |
Side C | |
9、バンド紹介 | |
10、愚者の連鎖 | |
11、フィーバー | |
12、枯葉 | |
13、ファイン&メロウ | |
Side D | |
14、チーク・トゥ・チーク | |
15、スイングしなけりゃ意味がない | |
16、夜遅く | |
17、次に会うときには | |
18、ワリーワリー | |
Side E | |
19、私を川に連れて行って | |
20、ナイトバード |
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21、ピープル・ゲット・レディ | |
22、ザ・レター | |
Side F | |
23、プリーチャー・マン | |
24、ストーミー ・マンデイ | |
25、トール・トゥリーズ・イン・ジョージア | |
26、サムシングス・ガット・ホールド・オン・ミー | |
Side G | |
27、タイム・アフター・タイム | |
28、虹の彼方に | |
29、ウェルカム・トゥ・ザ・クラブ | |
30、キャラバン | |
Side H | |
31、あなたは変わった | |
32、ワンダフル・ワールド | |
33、もしも金の糸があったなら |
♪ 1996年1月3日にブルース・アレーで行われたライヴのノーカット盤です。『ライヴ・アット・ブルース・アレー』は、このノーカット盤32曲から13曲をセレクトしたアルバムです。
ブルース・アレーに行って聞いているような気分で最初から最後まで聞きましたが、自由自在に歌い分けられる本物のアーティストです。
エヴァ・キャシディの魅力を上手く捉えている録音で、決して高音質録音ではありませんが、ブルース・アレーのライブ会場にいるような雰囲気の音で、ワクワクしながら聴き入ることが出来ます。
より高音質でセレクトした曲を聴くには後日発売の45rpm盤を、ライブに浸りたい方にはもちらの33rpm盤をお薦めします。
この33rpm盤には『ナイトバード』『フィーバー』『キャラバン』など聞き応えのある曲が収録されています。
絶対にこのライヴ全てを聴いてください。なぜって本当に素晴らしいアルバムだからです。もっと早く知っていたかったアルバムの1枚です。
音質は決してレンジが広い訳ではありません。
特に最高域まで伸びた音では無いのですが、それがかえってリアルなブルース・アレーの雰囲気、そしてエヴァ・キャシディの歌声の素晴らしさを自然に聴かせてくれているように感じます。
Live At Blues Alley
・オリジナルレーベル:Blix Street Records
・制作:Blix Street Records
・録音:1996年1月3日 ブルース・アレー
・規格:45rpm 180g Stereo 2LP
・音質:★★★★
ライヴ・アット・ブルース・アレイ 45rpm 2LP
<演奏>
エヴァ・キャシディ(vo,g)
レニー・ウィリアムス(p)/ヒルトン・フェルトン(org)
キース・グライムス(g)/クリス・ビオンド(b)/レイス・マクラウド(ds)
<曲目>
Side A | |
1、チーク・トゥ・チーク | |
2、ストーミー・マンデー | |
3、明日に架ける橋 | |
Side B | |
4、ファイン・アンド・メロウ | |
5、ピープル・ゲット・レディ | |
6、ブルー・スカイ | |
7、ジョージアの高い樹 | |
Side C | |
8、もしも金の糸があったなら(ライヴ録音) | |
9、枯葉 | |
10、ハニーサックル・ローズ | |
Side D | |
11、私を川に連れて行って | |
12、この素晴らしき世界 | |
13、もしも金の糸があったなら (スタジオ録音) |
♪ 上記の『ナイトバード』の中から13曲を選んだエヴァ・キャシディの没後25周年に合わせ初の45rpmレコードです。
33rpm盤と比べると、確かにワイドレンジ感が有ります。
音の45rpm盤にするか、内容の33rpm盤のどちらかにするか迷いますね。
私は両方にしました。