＜演奏＞

ニコラウス・アーノンクール指揮

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

＜曲名＞

♪ 2015年 第53回レコード・アカデミー賞大賞を受賞したアーノンクールの「シューベルト・エディション」から、交響曲全曲がアナログレコードで発売されました。 演奏に関しても、音に関しても、一切の妥協を許さないベルリン・フィルの徹底した自身に溢れた演奏です。

アーノンクールにとってシューベルトの交響曲全曲録音はコンセルトヘボウ以来2度目となりました。

シューベルトの作品に対して「シューベルトは常に心の友であり、音楽の化身でした」と語っており、自身にとっても特別な演奏であることがうかがえます。 アーノンクールは2015年12月5日に体力的な理由から引退を表明し、わずかその3ヶ月後に死去。このシューベルトの交響曲全集は、一時代を築いた音楽界の名匠の貴重な音源となりました。

・オリジナルレーベル：Berliner Philharmoniker

・制作：Berliner Philharmoniker

・録音：2003年10月 〜 2006年3月 

・マスタリング：エミール・ベルリナー・スタジオ

・プレス：Optimal

・規格：33rpm 180g Stereo 8LP BOX

・その他：残念ですが廃盤となり入手困難盤

＜演奏＞

エヴァ・メイ(s)／ベルナルダ・フィンク(ms)

ミヒャエル・シャーデ(t)／イルデブランド・ダルカンジェロ(br)

アルノルト・シェーンベルク合唱団

ニコラウス・アーノンクール指揮／ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

♪ アーノクールが自らの75歳の誕生日(2004年12月6日)の直後に行われたウィーン・フィルとの演奏会で取り上げたのは、イタリアのオペラ作曲家として名高いヴェルディの宗教音楽の最高傑作「レクイエム=死者のためのミサ曲」でした。演奏された黄金のホールと呼ばれるムジークフェラインザールの美しい響きを完璧に捉えた録音はテルデックス・スタジオによるもので、美しい音響と演奏の広大なダイナミックレンジを完璧に収録しています。

・オリジナルレーベル：RCA

・制作：Sony Classical

・録音：2004年12月8日 〜 11日 ウィーン ムジークフェラインザール ライヴ レコーディング

・マスタリング：ルネ・メラー

・プレス：独オプティマル/メディア社

・規格：33rpm 180g Stereo 2LP

＜演奏＞

ニコラウス・アーノンクール指揮

ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス (オリジナル楽器使用)

♪ アーノンクールが最晩年にソニー・クラシカルに残した名盤です。

プレスを行うオプティマル・メディア社は、ベルリン・フィル・レーベルのLP制作などを手掛けるドイツ有数の製造会社で180g重量盤となっています。

・オリジナルレーベル：Sony Classical

・制作：Sony Classical

・録音：2013年10月12日～14日 ウィーン、ムジークフェラインザール・ライヴ

・規格：33rpm 180g 3LP Stereo

・レコーディング：ミヒャエル・ブラマン

・マスタリング：ルネ・メラー

・プレス：独オプティマル/メディア社

＜演奏＞

クリスティーネ・シェーファー(s)／ベルナルダ・フィンク(a)

クルト・シュトライト(t)／ジェラルド・フィンレイ(b)

アルノルト・シェーンベルク合唱団

ニコラウス・アーノンクール指揮

ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス (オリジナル楽器使用)

♪ ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス創立50周年記念演奏会での驚嘆すべきライヴ録音です。

・オリジナルレーベル：Deutsche Harmonia Mundi

・制作：Sony Classical

・録音：2003年11月27日～12月1日 ウィーン、ムジークフェラインザール・ライヴ

・規格：33rpm 180g 2LP Stereo

＜演奏＞

ニコラウス・アーノンクール指揮

ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス （オリジナル楽器使用）

♪ ベートーヴェンの交響曲第5番「運命」と第4番。

もともとはアーノンクールにとって2度目の「ベートーヴェン:交響曲全集」の第1弾となる予定でしたが、同年12月5日の演奏活動からの引退表明と、2016年3月5日の逝去によって、生涯最後の生涯最後のレコーディングの一つとなりました。これまでの音楽観や既存の解釈とは全く隔絶したところで打ち立てられた、巨匠ならではの箴言といえるでしょう。

・オリジナルレーベル：Sony Classical

・制作：Sony Classical

・録音：2015年5月8日 〜 11日

・規格：33rpm 180g 2LP Stereo

・マスタリング：ルネ・メラー

・プレス：独オプティマル/メディア社