＜演奏＞

カテリン・ボウスカ(pf)

＜曲目＞

♪ さまざまな環境で現代音楽シーンの最先端にいた女性が作曲した曲を集め『女性と戦争と平和』が録音されました。

コンサート・ピアニストのカテリン・ボウスカが、コロナウィルスの大流行中、孤立無援の暗黒の日々を送る中、自身のこの体験によって戦争により大きな影響を受けた女性作曲家を訪ね、難民であったり、かろうじて生き延びたり、生き延びられなかったりした女性作曲家の作品を取りあげ、Yarlung Recordsがアナログ録音（SonoruS ATR12）行いました。

ちなみにマイクはシナトラが所有していたというヴィンテージのAKG C24に真空管のマイクアンプを使用するというこだわりようです。

サンプル音源を試聴しましたが、ニューヨーク・スタインウェイ549654の音質は素晴らしく、大コンサート・ホールではなく程良い大きさのホールで、これがピアノ本来の音では無いかと思わせるほど全く誇張なく自然な音で収録されています。

個人的にここ数年で聴いたピアノ録音の最も気に入った録音です。

・オリジナルレーベル：Yarlung Records

・制作：Yarlung Records

・録音：2022年8月8日、9日 セガストローム・センター

・エンジニア：アリアン・ジャンセン

・マスタリング：バーニー・グランドマン

・プレス：Optimal

・規格：45rpm LP

・その他：限定盤