＜演奏＞

ヴィクトリア・ムローヴァ(vn)

サー・ネヴィル・マリナー指揮／アカデミー室内管弦楽団

＜曲目＞

♪ ムローヴァの名盤が高音質盤で初登場。

メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲ホ短調は多くの名演・名録音が溢れていますが、ムローヴァの演奏は、マリナーとアカデミー室内管弦楽団の素晴らしい伴奏も加わり極めて魅力的です。

美しいメロディーを極めて自然こなし、瞬間的なテヌートも魅惑的です。緩徐楽章のフレーズも非常に美しく表現し、演奏には大きな暖かさと新鮮さがあります。 録音もフィリップスの傑作の1つであり、バランスが自然です。ソロの音色は、マイクが近すぎるという印象は無く常に豊かで美しく、存在感を欠くことはありません。オーケストラは華やかさ、重み、そして必要な輝きを備えています。

知性と情熱、完璧なテクニックのすべてを備えた完璧な演奏で、マリナー指揮アカデミー室内管弦楽団（当時)の演奏も高く評価されました。絶対のお勧め盤です。

・オリジナルレーベル：PHILIPS

・制作：Analogphonic

・録音：1990年1月12日 ロンドン セント・ジョンズ・スミス・スクエア

・マスタリング：ライナー・マイヤール (エミール・ベルリナー・スタジオ)

・プレス：Pallas

・規格：33rpm 180g Stereo LP

・その他：入手困難盤

＜演奏＞

ヴィクトリア・ムローヴァ(vn)

小澤征爾指揮／ボストン交響楽団

＜曲目＞

♪ 1982年のチャイコフスキー国際コンクールで優勝した後、翌年西側に亡命した2年後の26才の時の演奏です。いろいろな抑圧から解放され、伸び伸びと謳うヴァイオリンは清々しさを感じます。

小澤征爾指揮のボストン交響楽団のサポートも見事で、このレコードはモントルーのディスク大賞を受賞しています。

CDではカップリングが変わってマリナーとのメンデルスゾーンと組み合わせたものも出ましたが、こちらがオリジナルとなります。

・オリジナルレーベル：PHILIPS

・制作：AnalogPhonic

・録音：1985年10月17日 〜 9日 ボストン シンフォニーホール

・マスタリング：シドニー・クレア・メイヤー

・プレス：Pallas

・規格：33rpm 180g Stereo 2LP

＜演奏＞

ヴィクトリア・ムローヴァ(vn)

＜曲目＞

♪ ヒラリー・ハーンやユリア・フィッシャーとは異なる20歳のムローヴァの本当に美しいパルティータを聴くことが出来ます。この美音はCD再生では出せないと思います。プレス切れから5年以上経ってようやく再プレスされました。演奏・音質の良さは十分聴いて満足しています。こちらも絶対のお勧め盤です。

・オリジナルレーベル：PHILIPS (DD41019)

・制作：Analogphonic

・録音：1987年6月

・マスタリング：マールテン・デ・ベール

・プレス：Pallas

・規格：33rpm 180g Stereo LP

・その他：入手困難盤

＜演奏＞

ヴィクトリア・ムローヴァ(vn)

クラウディオ・アバド指揮／ヨーロッパ室内管弦楽団

＜曲目＞

・オリジナルレーベル：PHILIPS

・制作：Analogphonic

・録音：1986年 12月20日、21日 スイス ラ・ショードフォン

・規格：33rpm 180g Stereo LP

・プレス：Pallas

・その他：初回限定500枚プレス 限定生産盤