最近新譜として発売されたAnalogue Productionsのレコードをご購入頂いたお客様はご存じだと思いますが、外装のセロファンに『The Analogue Productions Quality Guarantee』(アナログプロダクション品質保証)と書かれたシールが貼られ概要は下記のようです。
・オリジナルのマスターテープ
オリジナルのマスターテープを使用し、最高のマスタリグスタジオで
作業を行います。
・レコード品質、
プレス世界最高のプレス工場でメッキ処理、未使用のビニールにて
プレスを行います。
・比類のないQC
細心のテストプレスにより評価と品質管理を行います。
・デラックスパッケージ
高品質ジャケットや上質紙によるインナースリーブ。
・限定盤
スタンパあたり1,000プレス未満の数量限定。
確かに最新のLiving Stereo Seriesなどのレコードは大変に素晴らしく、お客様からの不良盤の等のご指摘も皆無といえます。上記の品質は保証されていると思います。
間もなくLiving Stereo Series 名録音の目玉といえるハチャトゥリアン:組曲 仮面舞踏会他 キリル・コンドラシン指揮 RCAビクター交響楽団が入荷の予定です。
複刻リクエストでも高音質複刻盤で発売して欲しいとお知らせを頂いておりましたが、恐らく33rpm 200g LP としては最も良い条件で不X遅効されると思います。
流石に早くから沢山のご予約を頂き在庫予定分も予約だけでほぼ完了してしまう状況です。
既に名録音として発売されている、サン=サーンス:交響曲第3番 ハ短調 オルガン付 シャルル・ミンシュ指揮 ボストン交響曲楽団、R・シュトラウス:交響詩 ツァラトゥストラはこう語った フリッツ・ライナー指揮 シカゴ交響楽団 などとの比較が楽しみです。
さて、Analogue Productionsで以前から気になっていたレコードがありました。それはVinyl Test Pressing というものです。
確認したところ、サンプル盤に相当するのですが、ものによっては入手が出来そうです。
間もなく入手出来ると思いますので実際に再生してみて詳細をお知らせしますが、ご存じのようにサンプル盤は実際にどのような音がするかをプレスして調べてみる為のレコードで、通常の販売盤と比べプレスされる枚数が極端に少なく、スタンパーが最も良い状態の時のプレス盤です。
当然ジャケットは白のまで、ラベルも写真のような状態です。
更に33rpm LPとして発売されているレコードでも入手出来るVinyl Test Pressing盤は45rpmのようです。
実際に手にして再生してみないといい加減なことは言えませんが、音質的には良いと思われます。
取り急ぎ個人用として、ビル・エヴァンス、マイルス・デイヴィス、ジョン・コルトレーン、エラ・フィッツジェラルドなどのVinyl Test Pressing盤を発注しました。
価格は高価です。通常盤の 3倍以上してしまいますが、本当に気に入ってレコードの最高音質盤を入手出来るなら奮発して良いかも知れません。