整理をしていたら1970年頃、父に買ってもらったカセットデッキTEAC A-20が出てきました。
ここ20年位は使った記憶もありません。
恐る恐る電源を入れてみるとメーターの照明が点きました。ゴムベルトは伸びているか、切れているんだろな〜などと思いながらカセットテープを入れて、プレイボタンを押すと左右のリールが回り、メーターが元気よく動きだしました。
1970年と言えばアジアで初めての「万国博覧会」が大阪で開かれた年でした。
三波春夫の『世界の国からこんにちは』、皆川お
さむの「黒ネコのタンゴ」、ベッツィ&クリス『白い色は恋人の色』、渚ゆう子の「京都の恋」、洋楽ではビートルズ『レット・イット・ビー』、サイモン&ガーファンクル『コンドルは飛んでいく』 、ショッキング・ブルー『ヴィーナス』などが流行っていてこのデッキで録音したことを思いだしました。我ながら思いますが、このカセットデッキ大切に使ったいたんだな〜と。
また、このカセットデッキ、早送り、巻き戻しが遅い他、特に具合の悪いところがありません。この頃のものは今のものよりしっかりと作られていたんでしょうね。