11月20日はジューン クリスティーの誕生日です。
私の大好きな歌手なので、この日とばかりにレコードを出して聴きます。レコード棚から彼女のキャピトル時代のレコードを何枚か取り出すと代表作である『サムシング クール』が2枚出てきました。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、「サムシング クール」の指揮と編曲はクラシックの大作曲家、ダリウス・ミヨーに師事をしたピート・ルゴロです。
左側の目をつぶった笑顔のジャケットは1953年〜1954年に録音されたモノラルレコードで、最初は10インチ盤で発売され、1955年に現在多くある12インチ盤になったようです。
この「サムシング クール」が大ヒットしたため、
キャピトルでは6年後にジューン クリスティーをはじめ同じピート・ルゴロの指揮とアレンジでステレオ録音を行いました。これが、右側の目を開いた笑顔のジャケットです。
僅か6〜7年の違いしかありませんが、個人的には左のモノラル盤の方が声に張りがあるしよりクールなので好きです。
かなりの酒豪だったようで、早くから喉の衰えが出てしまったのかも知れませんね。
「サムシング クール」のような名盤こそ各復刻盤メーカーから出して欲しいレコードです。